既刊情報
『コハルノートへおかえり』1・2巻
名前と猪突猛進の性格にコンプレックスを抱える女子高生の小梅。ある土砂降りの日、親友の紗綾(さや)との喧嘩で最悪な気分の小梅を救ってくれたのは、優しい香りをまとう男性だった。澄礼(すみれ)と名乗る彼に導かれた先は、ハーブとアロマのお店、コハルノート。ただよう不思議な香りに魅了された小梅は、澄礼に紗綾との仲たがいの原因である”桜の香り”について相談をするが!?直感少女×美貌の店主が挑む、香りにまつわる謎解き物語!(1巻裏表紙あらすじより)
アロマオイルとハーブティーが出てくる、癒し系物語です。
キュンキュンするとの感想をいただくことが多いです。
(#最初はラブはなかった #ミステリーではありません)
『知らない記憶(こえ)を聴かせてあげる。』
反訳(はんやく)とは記録媒体に吹き込まれた音声や動画を、文字に書き起こす「テープ起こし」の作業を指す。清澄白河にある音谷反訳事務所の店主・久呼(ひさこ)は、仕事の腕が超一級だが「個人宛のテープは起こさない」という信条を持っていた。ところが新たな依頼は、トラウマを抱える青年・陽向(ひなた)の亡き叔父の遺稿を起こしてほしいというものだった。吹き込まれた声の裏にある本当に伝えたい想いとはーー記憶(こえ)がつなぐ絆と再生のお仕事小説。 (裏表紙あらすじより)
表紙に合わせてあらすじは久呼メインになっていますが、視点主人公は陽向のほうです。
打ち合わせをしているとき、テープ起こしの仕事に興味を持っていただいたことから生まれました。進行形で仕事をしていると、物語にしにくいんだなあと実感。
書いていくうちに「これは仕事とは何か」っていう話だと気付き、頑張っている人の応援になるといいなと思いながら書きました。
(#仕事の内容は架空(ファンタジー)です #主人公が天然タラシになっていたようです)
好評発売中です!